今日のブログの内容は、またまた先日まで滞在していた松山でのお話し。

2日間の松山講習で、改装中の古民家にも視察に回って来ました。

まだ改装中だった為、今回はその古民家で見た欄間について!

最近の新築にはリビング横に6畳の和室などしかないお宅も多く、欄間を目にする事も少なくなって来ているかもしれません。

欄間とは、和室と和室を仕切る襖の上に付いている写真の様なもの。

 

 

 

 

 

 

(出典)ウィキペディア 欄間 検索より

いろいろな古民家を拝見させて頂くと、写真の様なシンプルなものではなく、手彫りで彫刻された芸術的なものをよく目にします。

そして、今回訪問した古民家に付いていた欄間はコレ!

 

 

 

 

 

 

なんの彫り物か分かりますか?

日本の三大松原で、富士山世界文化遺産に登録されている 〝三保の松原〟 です。

たくさんの古民家でいろいろな欄間を拝見させて頂きましたが、この欄間は初めて見る欄間だった為、思わずカメラを向けてしまいました📸

全景が見づらいので、拡大するとこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

丁寧な彫刻と木を繋ぎ合わせて造られた欄間に感動しました。

こちらの古民家には、他にも昔ながらの家具や建具、小物などが残っており視察の時間が少し足りずに後ろ髪を引かれて帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壊してしまったり、捨ててしまうとただのゴミになってしまいますが、こうして大切に使われ続けると時代を超えてひとつひとつが宝物の様になっていくんですね!

(一社)古民家再生協会熊本

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