昨日は、大工さんを育てていくための〝平成の大工棟梁検定〟についてご紹介させて頂きました。

平成の大工棟梁についての記事はこちら↓

平成の大工棟梁検定

そんな中、今日は大工さんとお話しする時間が多く、その大工さん達の言葉からたくさんの〝思い〟を感じる一日になったので一部をご紹介します。

 

まずは、現在、古民家を残す為の活動を共にしている金子社長と、仕事で県外から熊本に来ていた池田大工の会話。

池田氏 「生活をしていく中で、一般的な住宅の仕事をしていく事は必要かもしれない。でも今の大工は面白くない仕事をしていますよね!」

金子氏 「やはり大工は、プレカットではなく技術をもって手で刻みたいですよね!刻みたい大工はいっぱいいると思うな!」

 

さらに、知人K氏からのご紹介で今日知り合った守口大工の言葉。

守口氏 「熊本地震で被害にあった古民家を残したいという所有者さんの言葉を聞いて、自分に何ができるかわからなかったけど大工としての熱い思いが湧いて何とかしますって言いました。」

 

大工という特別な技術を持った職人さんは、たくさんの熱い〝思い〟をもっている。

単純にカッコイイと思いました!!

【小学生がなりたい将来の仕事】で常に上位になっている【大工・職人】という仕事。

古民家を残すという活動を通じて、大工さんの技術を活かし、大工さんが輝けるステージをもっともっと増やしていかなければと思いました。

 

(一社)古民家再生協会熊本

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